GUIDEBOOK / 第2部 戦略編 / 1章

棋譜と盤面図の読み方

第2部では、勝つための考え方を学びます。その前に、この部で使う言葉と、棋譜・盤面図の読み方をそろえておきましょう。

ルールは覚えました! これで勝てますか?

ルールを知っているだけだと、まだ難しいかな。ここからは、どう指せば勝ちやすいかを一緒に考えていこう。その前に、言葉をいくつか決めておくね。

この部で使う言葉

第1部では「重ねる」とだけ言っていたけれど、戦略を考えるときは、誰の駒の上に重ねるかで意味がまったく違う。だから呼び分けるよ。

b2 の白で b3 の黒を踏む
c2 の白を b2 の白に濃縮する

濃縮って、第1部で何マスも先まで届いた、あの重なった駒ですね。

そう。濃縮はこの部の主役の1人だよ。ほかの言葉は、出てきたときに説明するね。

盤面図の見方

盤面図は、JuliUs. の対局画面と同じ盤と駒で描きます。重なった駒は少しずつ上にずらして描き、上にある駒ほど上にずれています。

本文の中では、1つのマスの駒の重なりを、横から見た小さな絵で描きます。上にある駒ほど上に描きます。

盤面図には、次の印を付けることがあります。

例: d4 の黒の濃縮(黄色)が、次の番に踏める白の駒(赤)

棋譜の読み方

JuliUs. の棋譜は、1手を「駒が減ったマス → 駒が増えたマス」の順に書くよ。いくつか見てみよう。

召喚と移動

何もない盤
召喚は、増えたマスだけを書く
b2 の白を b3 へ
減ったマス b2、増えたマス b3

何枚も動かすとき

2枚以上増えたり減ったりしたマスは、枚数を前に付けます。

b2 の3枚のうち2枚を c2 へ
b2 が2枚減り(2b2)、c2 が2枚増えた(2c2)

連携を使ったとき

連携を通っただけのマスは、駒の数が変わらないので書きません。連携を作りながら進んだときは、1枚ずつ増えたマスが全部並びます。並べる順は、減ったマス・増えたマスそれぞれ、盤の上の段から順です。

b1 の白が b2・b3 を通って b4 へ
通った b2・b3 は書かない
a3 の3枚で、連携を作りながら d3 へ
a3 が3枚減り(3a3)、b3・c3・d3 が1枚ずつ増えた

排除

c2 は
排除は、減ったマスだけを書く

手数はどう数えるんですか?

1回の番を1手と数えるよ。1手目が白、2手目が黒、3手目が白……と続く。連携を使って何マスも進んでも、それで1手だ。