GUIDEBOOK / 第2部 戦略編 / 9章

召喚の置き場所

中盤にいちばんよく指す手は、召喚です。どこに置くかで、その後の戦いやすさが大きく変わります。

召喚って、空いているマスならどこでもいいんですよね。どこに置けばいいのか、いつも迷います。

召喚は、盤の上に自由駒を1枚増やす手。せっかく増やすなら、働きやすい場所に置きたいね。考えることは2つだけだよ。

1. 自分の駒の隣に置く

7章で見たとおり、自分の駒の隣に置けば、連携が大きくなる。濃縮の射程も伸びるし、駒どうしで助け合える。どの自分の駒ともつながらない場所に1枚だけ置くのは、たいてい損だよ。

2. 相手の駒の隣は避ける

相手の駒の隣に置くと、次の番に相手に踏まれてしまう。踏むかどうかを相手に選ばれるのは、あまりうれしくないね。

白番です。c3 と a4 のどちらに召喚するのが良いでしょう?

A: c3(c4 の黒の隣) B: a4(b4 の白の隣)

B の a4 です。a4 は b4 の白()とつながり、黒の駒とは隣り合いません。

A の c3 は、c2 の白とつながりますが、c4 の黒の隣です。次の番に黒に踏まれてしまいます。

自分の駒の隣で、相手の駒の隣じゃないところ。分かりやすいですね。

序盤はとくに、相手の隣を避けることが大事。中盤になると、自分の駒の隣に置くことの方が大事になってくるよ。両方を満たすマスがあれば、まずそこを考えよう。

手駒は相手より先に使い切らない

手駒には、もう1つ大事な役目がある。召喚は、盤の上の駒を動かさずに指せる手なんだ。手駒がなくなると、毎回盤の上の駒を動かさないといけない。固定を崩したり、濃縮を危ない場所に出したりする手しか残っていないこともある。

手駒が「待つための手」になるんですね。

そう。だから、手駒を相手より先に使い切らないようにしよう。ただし例外もあって、黒が召喚を終えたあとで白の手駒が残り1枚なら、白はそれを使って召喚を終え、自分も早く排除できるようにした方がよいことが多いよ(第1部 7章の解禁を思い出してね)。